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まだ見ぬ映画言語に向けて

出版社名 作品社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-86182-832-4
4-86182-832-5
税込価格 3,960円
頁数・縦 459P 20cm

商品内容

要旨

映画とは何か。映像とは何か。我々はその問いに、答えを出しうるのか。年齢差41歳の二人が、みずからの監督作と日本/世界の映画を語り、映画/映像なるものの本質について、その深淵を徹底的に考察する。時代を超えた映画のエティカ!

目次

第1章 なぜ我々は映画監督になるのか
第2章 映画の現場論
第3章 映画言語とは何か
第4章 映画における肉体性
第5章 映画における性の表現と権力化
第6章 映像による日本近・現代史―映画が政治権力を表現することについて
第7章 映像はかぎりなく政治権力を無力化、あるいは否定する
第8章 映像における時代と状況についての考察―生きつつある倫理の苦悩
第9章 フィクションとドキュメンタリーのはざま
最終章 映画の秘めたる可能性と限界

著者紹介

吉田 喜重 (ヨシダ ヨシシゲ)  
1933年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。1955年に、松竹大船撮影所に入社。1964年、独立
舩橋 淳 (フナハシ アツシ)  
1974年生まれ。東京大学教養学部卒業後、ニューヨークで映画を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)