商品内容
要旨 |
著者は、夏目漱石の娘婿。下巻では、主人公・秋山が、ついに結婚を決意するまでの葛藤が描かれる。「夏目漱石の長女との結婚の顛末」をモデルに描いた長編小説、堂々の完結。幻の名著が新仮名遣いで、約90年ぶりに甦る! |
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4-8354-5754-4
憂鬱な愛人 下巻
松岡譲/著
復刊ドットコム
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BK
出版社・メーカーコメント
夏目漱石の長女との結婚の顛末を描く松岡譲の幻の名著が、新仮名遣いで約90年ぶりに復刊!著者の松岡譲は、夏目漱石の娘婿。近年は、文学者たちを主人公とするゲーム「文豪とアルケミスト」の登場人物としても人気が高い。本書は、松岡が夏目家の令嬢・筆子と結婚するまでのいきさつが書かれた長編小説である。筆子との結婚を望み破れた久米正雄が先に発表した『破船』により、当時の世間は、久米に同情。松岡は、冷たい目にさらされた。そして、結婚から10年目に、松岡自身がようやく結婚に至るまでの真実をもとに書いた小説が、本書と言われている。(※諸説あります)トータル1,200ページにもおよぶ大作を、上・下巻で復刊。すでに図書館にも蔵書がない本作を、現代の人にも読みやすい新仮名遣いにして初復刻する。▼内容夏目漱石の弟子であった松岡譲が、夏目家の長女・筆子と結婚するまでのいきさつを記した長編作品。下巻では、結婚を決意するまでの心の動きを見事に描く。※本書は、1928〜31年に第一書房より刊行されたものを再編集して復刊するものです。