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日本的雇用・セーフティーネットの規制改革

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-532-35873-0
4-532-35873-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 215P 19cm

商品内容

要旨

持続可能で競争力のある経済へ。国民の人気取りで、野党の主張を横取りするような「大きな政府」路線から決別し、痛みや反発を厭わない抜本改革を。日本的雇用慣行の見直し、ジョブ型を起点とする労働市場改革、年金支給年齢の引き上げなどを提言。数々の規制改革に挑んできた著者の集大成。

目次

第1章 安倍政権の経済政策を評価する
第2章 日本的雇用慣行と働き方改革
第3章 長時間労働の改革とテレワーク
第4章 同一労働同一賃金と非正規社員問題
第5章 解雇金銭解決のルール化
第6章 高年齢者雇用安定法の弊害
第7章 女性の働き方改革
第8章 全世代型社会保障改革の理念と現実
第9章 大きな改革を避けた年金改革法
第10章 医療と介護保険改革

著者紹介

八代 尚宏 (ヤシロ ナオヒロ)  
昭和女子大学副学長・グローバルビジネス学部特命教授。1946年生まれ。国際基督教大学教養学部・東京大学経済学部卒業、米国メリーランド大学経済学博士。経済企画庁計画官、OECD経済統計局主任エコノミスト、日本経済研究センター理事長、国際基督教大学教授などを経て現職。規制改革に関わる会議の委員を延べ12年間と第1次安倍内閣で経済財政諮問会議委員を務めた。主要な著書に『現代日本の病理解明』(日経経済図書文化賞、東洋経済新報社、1980年)、『日本的雇用慣行の経済学』(石橋湛山賞、日本経済新聞社、1997年)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)