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知らないではすまされない地政学が予測する日本の未来

SB新書 532

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-8156-0882-8
4-8156-0882-2
税込価格 990円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

新型コロナウイルスがパンデミックとなり、全世界的な災厄を招いた。中国が世界に存在感を示し、アメリカと「米中冷戦構造」を構築。また各国それぞれが抱えていた経済や国家体制、政府と国民との向き合い方といった根本的な弱点が露わになる。中国の隣国であり、米国の同盟国である日本にとって、ポスト・コロナの新たな世界における戦略的立ち位置はいかなるところにあるのか。地政学的思考法を基礎として提言する。

目次

第1章 マクロな視点でコロナ後の世界の動向を分析する地政学の基本(なぜいま地政学か
日露戦争と地政学―弱体化した英国の制海権とロシアの膨張 ほか)
第2章 中国経済に依存した悲劇(中国共産党の基本政策と日本の対中戦略
大陸的発想で海洋進出―地政学を読み違えた中国 ほか)
第3章 地政学から見た朝鮮半島―日本の戦略的視点とは(地政学から見た朝鮮半島プレリュード
中国に寄り添い大陸国家を目指す南朝鮮・韓国 ほか)
第4章 海から見た日本の生き残り戦略(海の地政学―知られざる安倍論文の中身
日米印豪を結ぶ日本の戦略 ほか)
第5章 新段階に入った日本―地政学的立ち位置とクアッドの舞台(クアッドからTPPへと新世界構築の推進役となる日本
米新政権に対する日本の戦略とファイブ・アイズ加入の条件 ほか)

著者紹介

松本 利秋 (マツモト トシアキ)  
1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士。ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。TV、新聞、雑誌のコメンテーター、各種企業、省庁などで講演。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)