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黒澤明の映画喧々囂々 同時代批評を読む

出版社名 論創社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-8460-2003-3
4-8460-2003-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 362P 19cm

商品内容

要旨

強いヒューマニズムと人間主義、人道主義/社会悪への強い憤りと警鐘/明快な善と悪の対立/骨太の語り口/視覚的描写の力強さ/光と影の美しさと鮮烈な造形美…黒澤明の映画全30作品の真価。黒澤明が生きた時代と世相を浮き彫りにする。日本映画を長くリードし、海外映画にも多大な影響を与えた「世界のクロサワ」。公開時の映画評(酷評も!賞賛も!)を時系列に紹介する、黒澤映画評クロニクル。黒澤映画の何が評価され、何が評価されなかったかを緻密に論じていく。

目次

序章 黒澤明―視覚の人
第1章 『姿三四郎』から『野良犬』まで
第2章 『醜聞(スキャンダル)』から『隠し砦の三悪人』まで
第3章 『悪い奴ほどよく眠る』から『赤ひげ』まで
第4章 『どですかでん』から『乱』まで
第5章 『夢』から『まあだだよ』まで
第6章 表現主義・ドストエフスキー・巨匠の条件
終章 黒澤映画―何が評価されてきたか

著者紹介

岩本 憲児 (イワモト ケンジ)  
1943年、熊本県八代市生まれ。早稲田大学名誉教授。映画史・映像論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)