• 本

プルーストとシーニュ 新訳

叢書・ウニベルシタス 1127

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-588-01127-6
4-588-01127-8
税込価格 3,300円
頁数・縦 262P 20cm

商品内容

要旨

『失われた時を求めて』は、哲学と競合する真実の探求の書である。正体不明の蜘蛛のような小説家の言葉が、一つの哲学的身体に巨大な巣をはりめぐらせ、波動を伝えて刺激し、実験的読解をうながした。シーニュ、文学機械、横断性、アンチロゴス、狂気の現前と機能…。哲学の思考に背反する思考のイメージを打ち立てるプルーストとともにドゥルーズが哲学の伝統に抗して哲学する。増補改訂後の決定版新訳。

目次

第1部 もろもろのシーニュ(シーニュのタイプ
シーニュと真実
学習
芸術のシーニュと“本質”
記憶の第二の役割
系列と集団
シーニュの体系における多元主義
思考のイメージ)
第2部 文学機械(アンチロゴス
箱と器
“探求”の水準
三つの機械
スタイル
狂気の現前と機能、蜘蛛)

著者紹介

ドゥルーズ,ジル (ドゥルーズ,ジル)   Deleuze,Gilles
1925年生まれ。哲学者。1995年死去
宇野 邦一 (ウノ クニイチ)  
1948年生まれ。立教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)