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記憶の心理学 基礎と応用

出版社名 誠信書房
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-414-30634-7
4-414-30634-5
税込価格 9,900円
頁数・縦 594P 26cm

商品内容

目次

第1部 記憶研究の背景(記憶研究の概観と歴史
記憶研究の神経科学
記憶研究の方法と原理)
第2部 記憶研究の基礎(感覚記憶と短期記憶
ワーキングメモリ
非宣言記憶
エピソード記憶:過去と未来
忘却
意味記憶)
第3部 記憶研究の展開と日常生活(記憶の形式モデル
場所の記憶と時間の記憶
自伝的記憶
記憶と現実性
記憶と法
メタ記憶
乳幼児および児童期の記憶
記憶と加齢
さまざまな形の健忘症)
付録 記憶の研究法

出版社・メーカーコメント

「人間の記憶」に関する多岐にわたる理論や研究を1冊にまとめた画期的なテキストブック。記憶研究を学ぶ読者はもちろんのこと、それ以外の領域――心理学の各分野、医学や法学、教育学など――を学ぶ人にとっても必要となる「記憶研究」の各トピックについて、理解し活用できるよう、過不足のない情報を提供している。実験室的研究にとどまらず、目撃者記憶に関する法的問題、乳幼児の言語の獲得と記憶の発達的変化、加齢による変化、さまざまなタイプの健忘症など、実生活に深くかかわる応用的分野まで、この1冊で幅広く学ぶことができる。全章を通して、図、グラフ、写真が豊富に使われており、概念を視覚化して理解することができる。また、章ごとに、まとめとキーワード、復習問題がつき、自分の理解を確かめつつ読み進めることができる。さらに、テーマごとに「実習」「研究の詳細」「記憶力をよくするには?」という3つのボックスが設けられており、読者の興味と目的に沿ってそれぞれ深く掘り下げることが可能となる設計となっている。読者が勉強しやすいよう、細かいところまでサポートされた、頼りになるテキストブックである。

著者紹介

ラドヴァンスキー,ガブリエル・A. (ラドヴァンスキー,ガブリエルA.)   Radvansky,Gabriel A.
ノートルダム大学心理学科教授。80篇以上の論文をもつ人間の記憶のエキスパートである。雑誌、Memory & Cognition、Quarterly Journal of Experimental Psychology、Collabra、Frontiers in Psychology等の共同編集者を務めてきた
川崎 惠里子 (カワサキ エリコ)  
早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。川村学園女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)