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古代史の謎は「海路」で解ける 卑弥呼や「倭の五王」の海に漕ぎ出す

決定版

PHP文庫 な75−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-569-90009-4
4-569-90009-7
税込価格 968円
頁数・縦 294P 15cm
シリーズ名 古代史の謎は「海路」で解ける

商品内容

要旨

卑弥呼の時代、瀬戸内海は航路が未発達であったため通ることができず、交易は主に日本海側で行われたと考えられる、と著者はいう。当時の航海技術や地形に基づき、海人になって丹後半島の遺跡に身を置けば、鉄とヒスイで繁栄する「王国」の姿が見えてくる…。

目次

第1章 古代、倭人の船旅はどんな旅だった?
第2章 卑弥呼はどんな海に住んでいたか?
第3章 古代より航海神が支配していた対馬海峡
第4章 五世紀、倭の五王が支配していた出雲と吉備
第5章 卑弥呼が治めていた倭国・丹後
第6章 八世紀、ようやく開かれた瀬戸内海
第7章 海路から解けた百舌鳥・古市古墳群の謎
第8章 馬飼いから天皇になった異色の継体天皇
第9章 倭国から大和へ
第10章 瀬戸内海、繁栄の船旅

おすすめコメント

邪馬台国の時代の造船技術では、瀬戸内海は船で通れなかった! 港湾や運河建造に長年従事してきた著者が、古代史の謎を解き明かす。

出版社・メーカーコメント

邪馬台国の時代の造船技術では、瀬戸内海は船で通れなかった! 港湾や運河建造に長年従事してきた著者が、古代史の謎を解き明かす。

著者紹介

長野 正孝 (ナガノ マサタカ)  
1945年生まれ。1968年名古屋大学工学部卒業。工学博士。元国土交通省港湾技術研究所部長、元武蔵工業大学客員教授。広島港、鹿島港、第二パナマ運河など港湾や運河の計画・建設に携わる。日本の舟運復活に裏方で協力。現在、水辺観光アドバイザー。NPO法人「水の旅人」主唱。ライフワークは海洋史、土木史研究。趣味は旅。多摩川、瀬戸内海、さらに中国・東南アジア・ヨーロッパ・中南米・アフリカの世界三十余カ国の海や川を、船(大型客船、クルージング、カヌーなど)で渡る経験を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)