北条五代、奇跡の100年 民と歩んだ戦国の夢
ワニブックス|PLUS|新書 318
出版社名 | ワニ・プラス |
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出版年月 | 2021年3月 |
ISBNコード |
978-4-8470-6177-6
(4-8470-6177-2) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
商品内容
要旨 |
北条早雲に始まる北条氏の五代100年は、戦国の乱世にありながら内乱がまったく起こらず、一族と家臣の役割分担・連携協力が確立された「奇跡」とも言うべき一時期であった。上杉謙信、武田信玄ら戦国時代の実力者たちと堂々と渡り合いながらも、一族・家臣が結束して領地内の税制改革、経済発展に努め、「万民愛隣」の理想の国を目指した北条氏は、実に稀有にして魅力的な戦国大名なのである。 |
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目次 |
第1章 初代 北条早雲―五代の礎を築いた偉大なパイオニア |
出版社・メーカーコメント
北条早雲にはじまる小田原北条氏(通称)は鎌倉幕府の執権として権勢を振るった北条氏に比べ知名度は低い。しかし、関東に始まった戦国時代、小田原城を中心として版図を広げ、関東一円を支配した戦国大名北条五代の100年は奇跡とも言えるものだった。下克上の時代にありながら、一族郎党の謀反がいっさいなく、しかも常に民を思う撫民政策をとり、現在でも注目に値する検地、税制改革などを行ったのだ。元・神奈川県知事であり参議院議員の著者が、現役の政治家としてこの100年に注目し、学ぶべき点を解き明かす。5代の物語は秀吉によって終焉を迎えるが、その経緯を活写しつつ、現代に生きる知恵を検証する。