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パンデミック以後 米中激突と日本の最終選択

朝日新書 807

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-02-295115-1
4-02-295115-X
税込価格 825円
頁数・縦 193P 18cm

商品内容

要旨

日本は絶え間ない変化を生きて来た―。未曽有の厄災を糧とし、大変質する世界と向き合うための知見と思索。グローバリズムや自由貿易といった「幻想」は雲散霧消した。米国は左右に引き裂かれ、欧州は泥沼状態で、中国やロシア、東欧などで全体主義の傾向が強まっている。民主主義が失速していく今、私たちが進むべき道とは―。現代最高峰の知性が、これからの日本のロードマップを示す。

目次

1 トランプ政権が意味したこと
2 新型コロナ禍の国家と社会
3 新型コロナは「戦争」ではなく「失敗」
4 不自由な自由貿易
5 冷戦終結30年
6 家族制度と移民

出版社・メーカーコメント

新型コロナは国家の衝突と教育階層の分断を決定的なものにした。社会格差と宗教対立も深刻で、トランプ退場後もグローバルな地殻変動は続く。この近代最大の危機とどう向き合えばよいか。世界と人類の大転換を現代最高の知性が読み解く。

著者紹介

トッド,エマニュエル (トッド,エマニュエル)   Todd,Emmanuel
1951年、フランス生まれ。歴史家、文化人類学者、人口学者。家族制度や識字率、出生率に基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、英国EU離脱などを予言(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)