中国は“中国”なのか 「宅茲中国」のイメージと現実
東方学術翻訳叢書
出版社名 | 東方書店 |
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出版年月 | 2020年12月 |
ISBNコード |
978-4-497-22014-1
(4-497-22014-1) |
税込価格 | 5,500円 |
頁数・縦 | 366P 22cm |
商品内容
要旨 |
紀元前11世紀に造られた青銅器の銘文が「中国」の初出とされている。爾来数千年、「中国」という言葉には様々なイメージが投影され、膨張し続けている。この、日本が、世界が、さらには中国自身が理解しがたい「中国イメージ」について、膨大な資料より掘り起こした歴史的叙述および周辺地域(日本・朝鮮・ヨーロッパなど)の視点とその交流史から描き出し、多面的な「中国」理解に対する一つの方向性を提示する。 |
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目次 |
序論 「中国」についての歴史論述の再構築―民族国家から歴史を救済するか、それとも歴史のなかで民族国家を理解するか |