敗北への凱旋
創元推理文庫 Mれ1−4
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2021年2月 |
ISBNコード |
978-4-488-49814-6
(4-488-49814-0) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 238P 15cm |
商品内容
要旨 |
終戦から間もない降誕祭前夜、焼け跡の残る横浜・中華街の片隅で他殺体となって見つかった隻腕の男。ピアニストとして将来を嘱望されながらも戦争に音楽の道を断された男は、如何にして右腕を失い、名前を捨て、哀しき末路を辿ったのか。そして、遺された楽譜に仕組まれたメッセージとは―美しき暗号が戦時下の壮大な犯罪を浮かびあがらせる、名匠の初期を代表する推理長編。 |
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出版社・メーカーコメント
終戦から間もない降誕祭前夜、まだ焼け跡の残る横浜・中華街の安宿で死体となって見付かった隻腕の男。才気あるピアニストとして将来を嘱望されながらも戦争によって音楽の道を絶たれた男は、如何にして右腕を失い、名前を捨て、悲惨な末路を辿るに到ったのか。そして、遺された楽譜に仕組まれたメッセージとは――ミステリ史上最高難度の、そして美しい暗号が浮かびあがらせる、もうひとつの戦争。名匠の初期を代表する長編が甦る。