権力分立論の誕生 ブリテン帝国の『法の精神』受容
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2021年3月 |
ISBNコード |
978-4-00-061460-3
(4-00-061460-6) |
税込価格 | 7,260円 |
頁数・縦 | 338P 22cm |
商品内容
文学賞情報 |
2021年
第43回
サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞 |
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要旨 |
立法・行政・司法の抑制均衡という常識を源流から問い直す。モンテシュキューからアメリカ合衆国憲法に至る政治思想史。通説を大きく修正する画期的研究。2021年第43回サントリー学芸賞思想・歴史部門受賞。 |
目次 |
第1部 鏡の国のモンテスキュー?―混合政体論と権力分立論の重なり(1748〜1765)(第1章 『法の精神』における混合政体/権力分立と二つの裁判権 |
出版社・メーカーコメント
権力分立論はどのようにして姿を現したのか。一八世紀後半のブリテン帝国における『法の精神』の受容に焦点をあてることで、モンテスキューからアメリカ合衆国憲法制定時のマディソン、ハミルトンに至る政治思想史を精緻に叙述する。権力分立論の通説的理解を大きく修正し、その成立過程に新鮮な読み直しを迫る画期的研究。