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毛野氏 東国の雄族諸武家の源流

古代氏族の研究 17

出版社名 青垣出版
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-434-28623-0
4-434-28623-4
税込価格 2,310円
頁数・縦 311P 21cm

商品内容

目次

1 序説
2 毛野一族の初期段階―毛野氏の発生に関する論点
3 毛野氏の出自は大和の三輪氏族につながるか
4 古墳時代の毛野氏族
5 毛野氏族の来た道
6 茅渟の毛野氏族諸氏
7 奈良・平安時代の毛野一族
8 中世以降の毛野氏族裔
9 陸羽の吉弥侯部―吉弥侯部姓斑目氏の系譜
10 まとめと補論

出版社・メーカーコメント

東国第一の古代雄族だった毛野氏を多面的視野から考える。近畿から遠く離れた両毛地方(群馬・栃木県)をj本拠地とした毛野氏は、1万基ほどを数える多くの古墳をいまに残し、その勢威を示す。また、大和の王権の兵力として朝鮮半島出兵や蝦夷の征討に従事したことも伝えるが、武蔵国造の内紛に際して大和王権と対立するようなこともあった。中世の東国武家の起源に関する点でも注目される。謎多い古代氏族である。

著者紹介

宝賀 寿男 (ホウガ トシオ)  
昭和21年(1946)生まれ。東大法卒。大蔵省を経て、弁護士。古代史、古代氏族の研究に取り組み、日本家系図学会会長、家系研究協議会会長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)