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親子とは何か ナイジェリア・ハウサ社会における「里親養育」の民族誌

出版社名 春風社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-86110-723-8
4-86110-723-7
税込価格 4,510円
頁数・縦 317,2P 22cm

商品内容

要旨

「生みの親」と「育ての親」が分担して一人の子供を育てる慣行がある、ナイジェリアのハウサ社会。その慣行を可能にしている社会の仕組みや、それぞれの「親」と「子」がお互いに何を感じ、何をやり取りしているのかについてフィールドワークを行い、「親子」の多彩なつながりの可能性を探る。

目次

序章 里親養育・養子縁組をめぐる親子論
第1章 ハウサ社会の日常生活と家族―ザリア地域を中心に
第2章 ハウサの子の引き取り慣行、リコ
第3章 子育て期の育親と“子”そして生親
第4章 結婚した“子”、育親、生親の関係
第5章 育親の「親」としての弱さと強さ
終章 ハウサの親子観から親子を考える

著者紹介

梅津 綾子 (ウメツ アヤコ)  
専門は文化人類学、アフリカ研究。南山大学人類学研究所・非常勤研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)