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開かれた学校づくりの実践と研究 校則、授業を変える生徒たち 全国交流集会2期10年をふりかえる

出版社名 同時代社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-88683-896-4
4-88683-896-0
税込価格 2,750円
頁数・縦 306P 19cm

商品内容

要旨

「ツーブロック禁止」はやめました!生徒が参加して校則を変える学校運営。校長権限強化ではなく、生徒・教師・保護者三者による参加と共同の学校づくりとは?大東学園高校(東京)、入間向陽高校(埼玉)、山田高校(愛知)、粉河高校(和歌山)、奈半利中学(高知)の実践記録からみる。「開かれた学校づくり」全国交流集会20年の研究成果。

目次

第1部 実践編(生徒の学校運営参加と地域づくり参加の実践の意義
高知県奈半利町における「開かれた学校づくり」を振り返る
一八年目の「三者協議会」大東学園高等学校
主権者教育を踏まえた開かれた学校づくりの取り組み
埼玉県立入間向陽高等学校―「向陽高校をよくする会(学校評価懇話会)」から見る持続可能な「開かれた学校づくり」
高校生が地域を考え、創る自主活動と授業 KOKO塾という取り組み)
第2部 研究編(開かれた学校づくりからみた国民の教育権論の基本問題
「社会に開かれた教育課程」とカリキュラム・マネジメントを読み解く―埼玉の学校評価の新たな段階とウィズコロナ時代の展望
フランスにおける生徒の権利と学校・社会・政治参加―子どもの権利条約に注目して
ドイツの学校参加制度と生徒参加の展開
開かれた学校づくりと子どもの権利保障
学習環境調査を活用した対話のある学校づくり)
第3部 資料編

著者紹介

浦野 東洋一 (ウラノ トヨカズ)  
1943年4月1日長野県生まれ、1965年3月東京大学教育学部卒業。教育行政学専攻。北海道教育大学、東京大学、帝京大学教員(1970年4月〜2021年3月)。東京大学名誉教授
勝野 正章 (カツノ マサアキ)  
1965年生まれ。東京大学教授。2010年より「開かれた学校づくり全国交流集会」の呼びかけ人代表を務める。専門は教育行政学、学校経営学
中田 康彦 (ナカタ ヤスヒコ)  
1968年生まれ、一橋大学大学院社会学研究科・社会学部教授。主要研究領域は教育法制・教育政策・教育行政。著作多数
宮下 与兵衛 (ミヤシタ ヨヘエ)  
1953年生まれ。東京都立大学特任教授(教育学)。元長野県辰野高校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)