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百人一首うたものがたり

講談社現代新書 2612

出版社名 講談社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-06-522790-9
4-06-522790-9
税込価格 990円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

誰もが口ずさんだことのある歌を、現代の視点でどこが面白いのかを解説。和歌への理解が深まります。

目次

秋の田の(天智天皇)
春過ぎて(持統天皇)
あしびきの(柿本人麻呂)
田子の浦に(山部赤人)
奥山に(猿丸大夫)
鵲の(中納言家持)
天の原(阿部仲麻呂)
わが庵は(喜撰法師)
花の色は(小野小町)
これやこの(蝉丸)〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

多くの日本人にとって、もっともなじみのある和歌集といえば『百人一首』。千年の時を超えて愛されてきた歌集を、現代を代表する歌人・水原紫苑が中世と現代を行き来し、一首ごとにやさしく丁寧にときほぐします。初学者も大人も楽しめる100のストーリーで、短歌がぐっと親しいものになります。

著者紹介

水原 紫苑 (ミズハラ シオン)  
1959年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。86年より春日井建に師事、師の没後は単独で活動。89年第一歌集『びあんか』(雁書館)により第三四回現代歌人協会賞受賞。『客人(まらうど)』で第一回駿河梅花文学賞、『くわんおん(観音)』で第一〇回河野愛子賞、『あかるたへ』(以上、河出書房新社)で第五回山本健吉賞・第一〇回若山牧水賞受賞。2017年「極光」三〇首で短歌研究賞を受賞。18年『えぴすとれー』で第二八回紫式部文学賞、21年『如何なる花束にも無き花を』(以上、本阿弥書店)で第六二回毎日芸術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)