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がん治療の「免疫革命」 がんと水素と「悪玉キラーT細胞」

ワニブックス|PLUS|新書 321

出版社名 ワニ・プラス
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-8470-6180-6
4-8470-6180-2
税込価格 990円
頁数・縦 199P 18cm

商品内容

要旨

ステージ4でも諦めないでください。なぜ。「水素ガス免疫療法」が末期がん患者を救えるのか?多数の症例とともにそのメカニズムを分かりやすく解説。

目次

第1章 なぜ、末期がんは標準治療で治らないのか(私たちはがん治療の転換点を生きている
がんの標準治療には限界がある ほか)
第2章 末期がんを治す!「水素ガス免疫療法」(がん細胞を生む「悪玉活性酸素」
悪玉活性酸素が、がんが育ちやすい環境をつくる ほか)
第3章 末期がんのためのオーダーメイド治療「赤木メソッド」(がんの悪性度は臓器によって変わる
胃がんはできる場所によって自覚症状が違う ほか)
第4章 「水素ガス」は新型コロナ予防や認知症の改善にも役立つ(新型コロナで重症化しやすい人の特徴
ウイルスに免疫が乗っとられる ほか)
第5章 免疫力を自分で高める生活術(血液検査で「がんになりやすさ」がわかる
自分が落ち込めば、免疫力も落ちる ほか)

出版社・メーカーコメント

「水素ガス吸入」と免疫治療薬オブジーボ、ハイパーサーミアによる温熱療法、そして低用量の抗がん剤を組み合わせた治療によって、数多くのステージ4のがん患者を救ってきた著者。熊本県にあるそのクリニックには全国から、標準治療ではもはや治療法がないと宣告された、いわゆる「ガン難民」と呼ばれる患者さんたちが多数訪れています。そして、ステージ4の患者さんのうち、なんと7割の人が、部分寛解、完全寛解して日常生活に復帰しています。そのカギとなっているのは、水素吸入による「悪玉化キラーT細胞」の「善玉化」(働くなったキラーT細胞が、再びガン細胞を攻撃するようになる)だということがわかってきたのです。数多くの症例とともに、「水素ガス免疫療法」がキラーT細胞に及ぼす影響を解説し、ガンを克服するための「処方箋」を明らかにする1冊です。

著者紹介

赤木 純児 (アカギ ジュンジ)  
くまもと免疫統合医療クリニック院長。1977年、九州大学文学部を卒業後、宮崎医科大学(現宮崎大学医学部)に入り直し、1983年に卒業。熊本大学大学院医学研究科博士課程修了後、1992年から1995年まで、アメリカの国立衛生研究所の国立癌研究所に留学し、腫瘍免疫を学ぶ。帰国後、熊本大学医学部付属病院第二外科(現消化器外科)勤務などを経て、2010年、玉名地域保健医療センター院長に。2020年2月より現職。日本がん治療認定医、消化器がん外科治療認定医、日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本消化器病学会専門医、日本乳癌学会認定医、日本統合医療学会認定医、日本統合医療学会理事・熊本県支部長、日本アロマセラピー学会評議員、理化学研究所客員研究員、国際水素医科学研究会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)