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物語としてのドイツ映画史 ドイツ映画の10の相貌

明治大学リバティブックス

出版社名 明治大学出版会
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-906811-29-8
4-906811-29-9
税込価格 3,740円
頁数・縦 410P 20cm

商品内容

要旨

スクラダノフスキー兄弟、ラング、リーフェンシュタール、コイトナー、ファスビンダー、アキン…。ユニークな人材が織りなす物語の集合体としてのドイツ映画史に10の視点から光を当て、その本質を浮かび上がらせる。

目次

第1章 ドイツ映画の誕生物語―スクラダノフスキー兄弟とオスカー・メスター
第2章 ドイツ映画と“神話的なもの”―“光の映画”と“闇の映画”の交錯としての
第3章 戦前のドイツ映画における首都ベルリン
第4章 ファシズム政権下の“異国映画”―ツァーラ・レアンダーと李香蘭
第5章 冷戦と東西ドイツ映画
第6章 “挫折”と“俗悪”の美学―ニュー・ジャーマン・シネマとは何だったか
第7章 ファスビンダーとラープ―挑発としての映画
第8章 ヴェンダースとハントケ―人生と芸術の融合
第9章 ドイツ映画はヒトラーおよびナチ時代をどう描いてきたか
第10章 二〇〇〇年以降のドイツ映画

著者紹介

瀬川 裕司 (セガワ ユウジ)  
明治大学国際日本学部教授。専門はドイツ文化史・映画学。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。横浜国立大学教育学部専任講師、同助教授、明治大学理工学部助教授、同教授、ベルリン自由大学客員研究員を経て2008年より現職。文学博士。2003年ドイツ政府フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)