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白河藩 奥羽の抑え白河藩。丹羽長重が礎を築き、松平定信の文化遺産が今に伝わる。

シリーズ藩物語 別巻

出版社名 現代書館
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-7684-7301-6
4-7684-7301-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 206P 21cm

商品内容

要旨

古代より、歴史の転換期における重要地白河。中央政権にも深く関与した7家21代の藩主の治世。寛政の改革の松平定信の後は譜代の名門阿部家で終焉。大震災から復興をとげ、住み良い街が息づく。

目次

第1章 白河藩の成立―白河藩が成立し、城や城下町、街道の整備がおこなわれた。(白河藩前史
丹羽家の白河入部と支配
城下と街道の整備
白河藩領と藩政)
第2章 藩体制の確立と領内支配―白河は奥州の入口にあるため、丹羽家以後は歴代譜代大名が治めた。(榊原家の支配
本多家の出自と入部
松平(奥平)忠広時代
松平(結城)家時代)
第3章 城下町の暮らしと文化―現在まで続くダルマ市などの年中行事や文化が生まれた。(産業と経済
社会と暮らし
宗教と慰霊
美術工芸と文学
和算と洋学)
第4章 松平定信の政治と寛政の改革―定信は白河藩政を原点とし画期的な国政改革をおこなった。(松平(久松)家の入部と藩政
寛政の改革
定信の文化政策)
第5章 幕府崩壊と戊辰戦争―藩主なき特殊な状況下、戊辰戦争に巻き込まれて戦場となる。(阿部家の出自と入部
藩財政の窮乏
安部正外と兵庫開港問題
安部家の転封と白河城
戊辰白河戦争)

著者紹介

植村 美洋 (ウエムラ ヨシヒロ)  
昭和31(1956)年福島県棚倉町生まれ。福島県立高等学校、白河市中央公民館勤務。現在中山義秀記念文学館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)