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平成の宰相たち 指導者一六人の肖像

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-623-09090-7
4-623-09090-6
税込価格 3,850円
頁数・縦 451,7P 20cm

商品内容

要旨

三〇年にわたる平成期において、日本政治は、度重なる政権交代や連立組み替えなど、流動的かつ激しい展開を見せてきた。だが、たんに混迷の時代だったとは言えない。冷戦終結後の世界にあって日本は、新たな目標を探し求めてきた。平成政治の最高指導者である首相一六人に着目し、様々な模索と挑戦の軌跡を明らかに。平成政治史の本格的な見取図を提示し、次の時代を切り開く手がかりも見出す。

目次

歴史としての平成日本政治
第1部 五五年体制終焉と「政界再編」の只中で(宇野宗佑・海部俊樹・宮澤喜一―経世会に翻弄された宰相たち
細川護煕・羽田孜―改革派政権の誕生と限界
村山富市―過去への良心と未来への無関心
橋本龍太郎―統治機構改革の礎石
小渕恵三―「凡人宰相」の非凡さ
森喜朗―過小評価された端境期の宰相)
第2部 「小泉劇場」から「ねじれ国会」へ(小泉純一郎―「市民感覚」の政治、制度的権力の勝者
安倍晋三(第一次)―理念の実現を目指した果てに
福田康夫―「外交族」宰相の面目
麻生太郎―「経済通首相」の不運と誤算)
第3部 民主党政権と「安倍一強」(鳩山由紀夫―理想主義と権力の狭間で
菅直人―現代日本のセルフメイド・マン
野田佳彦―統治責任の模索
安倍晋三(第二次)―「一強」政権の虚実)

著者紹介

宮城 大蔵 (ミヤギ タイゾウ)  
1968年東京都生まれ。2001年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。現在、上智大学総合グローバル学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)