さまよえるハプスブルク 捕虜たちが見た帝国の崩壊
出版社名 | 岩波書店 |
---|---|
出版年月 | 2021年4月 |
ISBNコード |
978-4-00-061463-4
(4-00-061463-0) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 147,8P 20cm |
商品内容
要旨 |
多民族帝国の崩壊と国民国家の成立は何をもたらしたのか。第一次世界大戦の対ロシア戦線で捕虜となった二〇〇万を超えるハプスブルク帝国軍兵士―その膨大な回想録と外交文書から、祖国を失い極東をさまよった彼らの足取りをたどり、帝国崩壊の現場を活写する。捕虜たちの見た世界から、帝国と国民国家を再考する試み。 |
---|---|
目次 |
第1章 ユーラシア捕虜収容所群島(戦場の兵士たち |
出版社・メーカーコメント
多民族帝国の崩壊と国民国家の成立は何をもたらしたか。第一次大戦下のロシアで捕虜となった二〇〇万を超えるハプスブルク帝国軍兵士の膨大な回想録と外交文書から、極東をさまよった彼らの経験をたどり、帝国崩壊の現場を描き出す。国民国家のゆきづまりとともに再考が進む多民族国家の終焉から現代世界を逆照射する試み。