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江戸の暗号

祥伝社新書 626

出版社名 祥伝社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-396-11626-2
4-396-11626-8
税込価格 968円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

天正18(1590)年、江戸に入府した徳川家康は江戸改造を実施する。その後、秀忠・家光に受け継がれた都市計画は、平安京とは異なる「霊的な防衛構造」がいたるところに見られる。本書は、建築構造を専門とする著者が、長年の研究の末、江戸・東京に残された“徳川の仕掛け”を読み解く試みである。平安京と同じく四聖獣を土地に当てはめた「四神相応説」、富士の気を呼び込むために造られた江戸の「渦巻構造説」など、宗教と地理の観点から検証し、徳川家と怪僧・南光坊天海の真意を探る。はたして、徳川家が恐れたのは何だったのか―。江戸の町に隠された謎に迫る。

目次

第1章 都の守護システム
第2章 江戸の地形
第3章 江戸の霊的防衛
第4章 江戸の渦巻構造の謎
第5章 北斗七星が守る江戸の町
第6章 江戸の結界

著者紹介

土方 勝一郎 (ヒジカタ カツイチロウ)  
芝浦工業大学建築学部建築学科教授。1955年、東京都生まれ。1979年、東京大学工学部建築学科卒業。1981年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。博士(工学)。民間企業を経て、2013年より現職。専門は建築構造(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)