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近代日本宗教史 第5巻

敗戦から高度成長へ 敗戦〜昭和中期

出版社名 春秋社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-393-29965-4
4-393-29965-5
税込価格 3,630円
頁数・縦 281P 22cm
シリーズ名 近代日本宗教史

商品内容

要旨

戦後日本のはじまりと新しい宗教。敗戦によるGHQの統治から始まった戦後日本。新しい憲法、新しい法律のもとで、宗教のあり方も変わっていく。「神々のラッシュアワー」と呼ばれた新宗教の拡大と、それらの政治参加。高度経済成長下での生活様式の変化によって生じた宗教現象も論じる。

目次

第1章 総論―体制の転換とコスモロジーの変容
第2章 占領と宗教
第3章 戦後政治と宗教
第4章 戦後知識人と宗教―吉本隆明の親鸞論
第5章 戦後の宗教とジェンダー
第6章 慰霊と平和
第7章 都市化と宗教―高度経済成長期の東京を中心に
第8章 大衆的メディアの時代の宗教表象

出版社・メーカーコメント

太平洋戦争の敗戦を経て、再出発を余儀なくされる日本。GHQの占領政策はその後の日本にどう影響したのか。そして、奇跡的な経済成長と都市化のなかで、宗教はどの位置を占めたのか。生長の家や創価学会など、現在に繋がる新宗教の伸張とその政治的影響とは。

著者紹介

島薗 進 (シマゾノ ススム)  
1948年生まれ、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、東京大学名誉教授、上智大学教授
末木 文美士 (スエキ フミヒコ)  
1949年生まれ、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学・博士(文学)、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授
大谷 栄一 (オオタニ エイイチ)  
1968年生まれ、東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了・博士(社会学)、佛教大学教授
西村 明 (ニシムラ アキラ)  
1973年生まれ、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程単位取得退学・博士(文学)、東京大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)