『阿毘達磨集論』の伝承 インドからチベットへ、そして過去から未来へ
出版社名 | 文学通信 |
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出版年月 | 2021年3月 |
ISBNコード |
978-4-909658-51-7
(4-909658-51-3) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 161P 21cm |
商品内容
要旨 |
五世紀ごろにインドの学僧アサンガによって書かれた仏教の哲学文献―『阿毘達磨集論』。サンスクリット語によって書かれたこの文献のほとんどは長いあいだ散逸し、断片が残っているに過ぎない状況であったが、近年の写本発見などにより、資料の全貌が明らかになりつつある。新たに発見された資料、そしてそれにもとづいて復元された原典はなにを物語るのか。インドからチベットへ、そして過去から現在に至るまでそれはいかに伝承されてきたのか。最新の研究成果にもとづき、『阿毘達磨集論』の原典・翻訳・註釈について多角的に論じる。 |
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目次 |
1 『阿毘達磨集論』における「アビダルマ」とは何か?―『カダム全書』所収資料を手掛かりに |