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コロナ時代のパンセ 戦争法からパンデミックまで7年間の思考

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-620-32683-2
4-620-32683-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 283P 20cm

商品内容

要旨

人間とはなんであり、果たして、なんであるべきなのか?戦争と専政の人類史が、いままたCOVID‐19という荒ぶる「まろうど」を迎えた。人倫の根源が抜け落ちた危機の7年間…凝視し、思索し、疑いつづける精神の結晶!

目次

しだいに剥きだされていく恐怖について
足元の流砂
次の「まさか」を起こさないために
オババが消えた
おれより怒りたいやつ
青空と気疎さ
「戦間期」の終わりと第3次世界大戦
「事実」の危機
時の川の逆流
70年〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

コロナ時代に入って変貌する世界を、日常の喪失、貧困の露出、統制の強化など、人倫の深みからの観点で描き尽くす。

著者紹介

辺見 庸 (ヘンミ ヨウ)  
1944年宮城県石巻市生まれ。70年共同通信社入社、北京特派員、ハノイ支局長、外信部次長などを経て96年退社。78年中国報道により日本新聞協会賞受賞、87年中国から国外退去処分を受ける。91年『自動起床装置』で芥川賞、94年『もの食う人びと』で講談社ノンフィクション賞、2011年詩文集『生首』で中原中也賞、12年詩集『眼の海』で高見順賞、16年『増補版 1★9★3★7』で城山三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)