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ウンベルト・エーコのテレビ論集成

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-309-20823-7
4-309-20823-1
税込価格 3,740円
頁数・縦 381P 20cm

商品内容

要旨

『薔薇の名前』の「知の巨人」が、記号学を駆使して解き明かす、その可能性と限界。司会者と女子アナウンサー、出演者と視聴者、生放送と物語、テレビ批評、マクルーハン批判…あまりにも多様な要素をもつ“電気製品”の真実を示す33の評論。

目次

マイク・ボンジョルノの現象学
偶然と筋―テレビ経験と美学
音楽とラジオとテレビ
テレビについての覚書
テレビのメッセージについての記号学的探究のために
記号学のゲリラ戦にむけて
中断されたコギト
テレビ広告についてわたしたちが知らないこと
テレビ的幻影
テレビ批評の定義のために〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

『薔薇の名前』の著者によるテレビをめぐるエッセイ集。「知の巨人」が、メディア、大衆、物語、文化批評、パロディ、映画といった多様な切り口で、テレビの本質を読み解く充実の一冊。

著者紹介

エーコ,ウンベルト (エーコ,ウンベルト)   Eco,Umberto
1932年イタリア生まれ。小説家・記号学者。現代を代表する碩学として幅広い著作を上梓。1980年、中世の修道院を舞台にした小説『薔薇の名前』を発表し、世界5500万部を超えるベストセラーとなる。2016年没
和田 忠彦 (ワダ タダヒコ)  
1952年生まれ。東京外国語大学名誉教授。専攻はイタリア近現代文学・文化芸術論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)