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まちづくりと図書館 人々が集い、活動し創造する図書館へ

出版社名 青弓社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-7872-0076-1
4-7872-0076-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 226P 19cm

商品内容

要旨

人々が集まる図書館をまちづくりの中心に!図書館は本を仲立ちに多様な関心をもつ人々が集まり、まちを形成するよりどころになる。地域の問題解決に多くの人が参加して知恵を出し合う成熟社会の根幹を担う図書館のあり方を具体的に提言する。

目次

第1章 まちづくりと図書館の関係
第2章 まちづくり、中心市街地活性化事業と図書館
第3章 基本計画に見る図書館のサービス・事業
第4章 図書館関係事業の評価
第5章 まちづくりから「成熟社会」のなかの図書館へ
第6章 人々が集い、活動し創造する図書館へ

出版社・メーカーコメント

これから迎える成熟社会では、経済は低成長だが、精神的な豊かさや生活の質の向上を求めるような平和で自由な安定が求められる。そこでは、政治、経済、文化、社会、環境などの地域の問題を解決するために、すべての人が参加し、話し合い、知恵を出し合ってよりよい社会へと変えていくようになる。そうしたまちづくりに密接に関連するのが、図書館である。 図書館は社会のなかにあり、社会的に活動するための施設である。例えば、住民個々の幅広い要求に応えて、県立・都立図書館や国立国会図書館などから資料を迅速に取り寄せ、提供することも機能の一つだ。さらに、人々が集い、活動し、創造して、その成果を地域社会にもたらす支援施設にならなくてはならない。 帯広市、青森市、白河市、上田市、藤枝市、明石市、豊後高田市、諫早市、大牟田市などの公共図書館の基本計画に関わったりサービス・事業の提案をしてきた著者が、少子・高齢化社会に適合する図書館のあり方を具体的に提言する。 人々が集まる図書館をまちづくりの中心に!

著者紹介

大串 夏身 (オオグシ ナツミ)  
1948年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業後、東京都立中央図書館勤務、特別区協議会調査部、東京都企画審議室調査部をへて、昭和女子大学へ。現在、昭和女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)