• 本

古事談 上

ちくま学芸文庫 コ10−20

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-480-51051-8
4-480-51051-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 519P 15cm
シリーズ名 古事談

商品内容

要旨

鎌倉時代前期、源顕兼によって編まれた全460余話に及ぶ説話集の傑作。聖徳太子に弘法大師、藤原兼家に藤原道長、小野小町に清少納言、信西入道に西行法師、鳥羽僧正覚猷から仏師定朝など、古代以来の歴史、文学、文化史上の著名人を主とし、その人たちにまつわる隠れた逸話の一大集成。一般の古典文学や日本正史では取り上げられることのない話が数多く収録されている。本書は、ひらがな交じりに書き下した読みやすい本文に、的確な人物注と明快な現代語訳、評を初めて全話に施す。説話集というスタイルが、日本文学史上なぜ一世を風靡したのかが体験できる画期的訳注書。

目次

第1 王道后宮(称徳天皇の御事
浦島子の事
清和天皇の即位を予言の童謡の事 ほか)
第2 臣節(実行兄弟、忠平の檳榔毛の車を争ふ事
朝成、生霊となる事
兼通兄弟、摂関を争ふ事 ほか)
第3 僧行(金鐘行者、辛国行者と験徳を競ふ事
東大寺華厳会の事
東大寺開眼供養の事 ほか)

出版社・メーカーコメント

鎌倉時代前期に成立した説話集の傑作。空海、道長、西行、小野小町など、奈良時代から鎌倉時代にかけての歴史、文学、文化史上の著名人の逸話集成。

著者紹介

源 顕兼 (ミナモトノ アキカネ)  
1160(永暦1)‐1215(建保3)年。鎌倉前期の人。『中外抄』を書写するなど有職故実に通じ、説話文学に果たした役割は大きい。『新古今』の歌人たちと広く交友を結ぶ。とくに藤原定家とは親しく、顕兼の妻女子が没したときには、互いに涙を拭ったほどであったという
伊東 玉美 (イトウ タマミ)  
1961年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院修了。博士(文学)。白百合女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)