• 本

日本の道化師 ピエロとクラウンの文化史

平凡社新書 974

出版社名 平凡社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-582-85974-4
4-582-85974-7
税込価格 968円
頁数・縦 247P 18cm

商品内容

要旨

近代サーカスの誕生時から、本場のサーカスや舞台で道化を演じるのは“クラウン”と呼ばれてきた。だが、日本で道化師といえば“ピエロ”が一般的だ。日本ではなぜ“クラウン”ではなく、“ピエロ”が定着したのか。クラウンは日本でいかに受けとめられてきたか。サーカス研究の第一人者が、日本における「道化師」の歴史をたどる。

目次

第1章 クラウンの歴史
第2章 なぜ日本では「ピエロ」が定着したのか
第3章 日本のクラウンの原像
第4章 近代サーカスのクラウン
第5章 美術に描かれたクラウン
第6章 クラウンの先駆者たち
第7章 道化の時代
第8章 クラウンがやって来た!
第9章 ソ連から来たクラウンの衝撃
第10章 劇場クラウンへの道
第11章 多様化するクラウン

著者紹介

大島 幹雄 (オオシマ ミキオ)  
1953年宮城県生まれ。早稲田大学第一文学部露文科卒業。ノンフィクション作家、サーカス学会会長。石巻若宮丸漂流民の会事務局長、早稲田大学非常勤講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)