探偵になんて向いてない
出版社名 | 双葉社 |
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出版年月 | 2021年5月 |
ISBNコード |
978-4-575-24405-2
(4-575-24405-8) |
税込価格 | 2,310円 |
頁数・縦 | 379P 20cm |
商品内容
要旨 |
妻の不貞を疑って思い悩む男、不審な行動を繰り返す息子を案じる老女、二十年前の過ちを悔やみ続ける女…。次々と現れる依頼人のために、権藤は探偵術のテキストを頼りに調査を行うが、一筋縄ではいかないことばかり。ある時は尾行がバレ、ある時は調査対象者と友達になってしまい、またある時は依頼人に説教までする始末。けれど、そんな“へっぽこ”な探偵との出会いから、依頼人たちはいつしか自分の人生を見つめ直して―。思い通りにいかない人生を丸ごと抱きしめたくなる新感覚の探偵小説。 |
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出版社・メーカーコメント
離婚、失職の果てに路頭に迷った中年の権藤は、友人のカゲヤマに拾われ私立探偵を始めるよう命じられる。即席の素人探偵だというのに、余命わずかな美女・岩澤めぐみから「最期に会いたい人」を捜すよう頼まれてしまった権藤は、必死に調査を始めるが――。悲喜交々な人生を丸ごと抱きしめたくなる、ユーモアたっぷりの探偵物語。