• 本

人は死んだらどこへ行けばいいのか 現代の彼岸を歩く

出版社名 興山舎
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-910408-02-6
4-910408-02-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 329P 19cm

商品内容

要旨

巨大墳墓を造った古代日本人が墓に執着しなくなったのはなぜか?それが近世に墓参を必ずするように変わり、そして今お墓を捨てる者まで現れたのはなぜか!?日本思想史の第一人者が列島の数多くの霊場をたずね解明した画期的な激変する他界観の正体「人は死んだら消えてなくなる」とした民族はこの地球上に存在しなかった!

目次

第1部 中世―近世の他界観のゆらぎ(遊仙寺(宮城)
医王寺(福島) ほか)
第2部 古代からカミと仏の習合へ(大湯環状列石(秋田)
箸墓(奈良) ほか)
第3部 近世に向けて失われる浄土世界(瑞巌寺(宮城)
岩船山(栃木) ほか)
第4部 近代―現代の仏をなくした他界観(モリの山(山形)
西来院(岩手) ほか)

著者紹介

佐藤 弘夫 (サトウ ヒロオ)  
1953(昭和28)年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。博士(文学)。盛岡大学助教授などを経て、東北大学大学院文学研究科教授。専門は日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)