• 本

彭明敏 蒋介石と闘った台湾人

出版社名 白水社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-560-09824-0
4-560-09824-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 283P 20cm

商品内容

要旨

1970年、世界をあっと言わせた海外脱出劇には、日本人と在日台湾人たちが深く関わっていた。被弾、亡命、そして総統選―。李登輝と同時代を生き、台湾民主化運動のシンボルと言われた人物の波瀾万丈の人生を貴重な証言と史料で再現した初の本格評伝。

目次

第1章 独裁政権に挑んだ闘い(日本で教育を受ける
将来を嘱望されたエリート
〓介石の神話を打ち崩す
「自救宣言」を作成
あと一歩のところで逮捕)
第2章 抑圧と絶望に耐えて(政治犯としての獄中生活
軍事法廷での判決
明日なき自宅軟禁の日々
迫る「抹殺」の危機)
第3章 自由への逃避(命懸けの脱出計画
日本の支援者たち
さらば祖国よ
衝撃と余波
謝聡敏を救った日本人)
第4章 再び台湾の地で(独立運動の精神的指導者
二二年ぶりの帰国
李登輝との友情と生き方の違い
見果てぬ夢)

出版社・メーカーコメント

李登輝と同時代を生き、民主化運動のシンボルと言われた人物の波瀾万丈の人生を貴重な証言と史料で再現したノンフィクション。

著者紹介

近藤 伸二 (コンドウ シンジ)  
1956年神戸市生まれ。1979年神戸大学経済学部卒業、毎日新聞社入社。香港支局長、台北支局長、大阪本社経済部長、論説副委員長などを歴任。1994〜1995年、香港中文大学に留学。2014年追手門学院大学経済学部教授、2017年4月〜2021年3月同大学オーストラリア・アジア研究所長兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)