• 本

BTSオン・ザ・ロード BTSはいかにK−POPを超え、世界の人たちを動かしたのか

出版社名 玄光社
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-7683-1489-0
4-7683-1489-9
税込価格 2,310円
頁数・縦 271P 22cm

商品内容

要旨

世界のポップカルチャーが急速に変化するなかで誕生したBTS。彼らは成長しながら自らのストーリーを紡ぎ続ける、新たな文化の担い手である。『BTSオン・ザ・ロード』では、韓流とK‐POPの限界から飛躍し、世界一パワフルなポップアイコンとなったBTSについて、コンテンツ産業的、社会的、メディア的な観点から幅広く読み解いていく。SNSとYouTubeを活用してポップカルチャーが作られ、拡散された代表的事例として、BTSが成功した理由、彼らが拓いた新たな世代・文化・人種・ジェンダー観が世界の人たちに与えた影響を語る。

目次

プロローグ
第1章 BTS、K‐POPを超えて
第2章 トランスメディア
第3章 世代論、階級論で読むBTS現象
第4章 ARMYになること、ARMYとして生きること
第5章 BTSと新しい人種的想像力
第6章 BTSとオルタナティブな男らしさ
エピローグ

出版社・メーカーコメント

BTSが切り開いた世代・文化・人種・ジェンダーに対する新しい考え方によって、世界地図はどう再配置されたのか。そこから生まれる、新しい文化と享受体系とは。そして、BTSは、どうやって世界で最もパワフルな現象を作ることができたのだろうか。本書ではその理由を、韓国でも最高レベルの韓流分析家、ソウル大学言論情報学科ホン・ソクキョン教授がBTSのヒストリー、文化的、社会的、メディア的な観点から詳細なデータやグラフとともに多角的に解き明かしていきます。

著者紹介

ホン ソクキョン (ホン ソクキョン)  
ソウル大学言論情報学科教授、韓国屈指の韓流研究者。ソウル大学仏文学科卒業、フランスのグルノーブル大学で言論情報学の博士号を取得。2000年からボルドー3大学に言論情報学科副教授として在職し、2013年からソウル大学言論情報学科の教授として在職中。2007年から世界の韓流に関する論文を発表しており、2013年には韓流現象が東アジアの外でどのように浸透し、文化的な勢力となってきたかを研究した本『グローバル化とデジタル文化時代の韓流』を発行。その後も欧米が流行させたトップダウン型のポップカルチャーとは異なる、グローバル化が生んだハイブリッド型カルチャーであるK‐POPについて学問的にわかりやすく書いた文章を発表してきた
桑畑 優香 (クワハタ ユカ)  
早稲田大学第一文学部卒業。延世大学語学堂・ソウル大学政治学科で学ぶ。「ニュースステーション」ディレクターを経てフリーに。ドラマ・映画のレビューやK‐POPアーティストへのインタビューを中心に『韓国語学習ジャーナルhana』『韓流旋風』『現代ビジネス』『デイリー新潮』『AERA』『Yahoo!ニュース個人』などに寄稿・翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)