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ラジオの残響 ヘビーリスナー聴く語り記

出版社名 双葉社
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-575-31627-8
4-575-31627-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 767P 19cm

商品内容

要旨

早朝も深夜も地方局もFMもくまなくラジオを聴き続けその発言を拾い上げ紡いだパーソナリティーたちの濃密なドラマ。様々の人の手を通過して掲載されるインタビュー記事、カッコつけた「情熱」の編集が前提の30分番組では到底描けない、再放送のない「流れていくメディア」だからこそ語られる本音。そのすべてを拾い集めた圧倒的な聴取経験で綴られた大著。「人間を映し出す」のがラジオなのだとすれば、あまりに必然の文字量!

目次

まえがき―クルーズ船の客席からの残響
『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』
『サンドウィッチマンのラジオやらせろ!』
特別編「SMAPラジオ華麗なる終焉」
『ももいろクローバーZももクロくらぶxoxo』
『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』
村上春樹『村上RADIO』
『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』『春風亭昇太と乾貴美子のラジオビバリー昼ズ』
『菊地成孔の粋な夜電波』
『広末涼子のがんばらナイト』〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

無名のサンドウィッチマンが日本一になる前に地元のコミュニティFMで話していたことは? SMAP解散直前の中居正広が『紅白歌合戦』と同時間放送のラジオで語っていたことは? ピエール瀧は、槇原敬之は、リスナーにどう対峙していたのか? すべての本音は、そのタレントにとっての城である「ラジオ番組」で常に語られてきた。地方局もFMもくまなく聴き続け、異能の芸能人たちの本音を追い続けた“プロリスナー”の著者が綴るとことん聴いているからこそ“見えてくる”他メディアからは伝えられないドラマ。

著者紹介

川野 将一 (カワノ マサカズ)  
1971年10月11日、静岡県出身。テレビの放送作家でラジオのヘビーリスナー。1992年、大学在学中に編集プロダクションに加入しテレビ分野を中心としたライターとして『TeLePAL』『TVBros.』等で執筆。1996年、放送作家事務所へ。主なテレビの構成/脚本番組に『マジカル頭脳パワー!!』『笑う犬』シリーズ、『テクノマエストロ』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)