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ホワイト・ティース 下

中公文庫 ス10−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-12-207083-7
4-12-207083-X
税込価格 1,430円
頁数・縦 468P 16cm
シリーズ名 ホワイト・ティース

商品内容

要旨

成長したアーチーの娘・アイリーとサマードの双子の息子・ミラトとマジドは、遺伝子工学者のチャルフェン一家と関わり、生命倫理にふれる研究をめぐる問題の渦中へ。ロンドンの移民家族が直面する数世代にわたる悲喜劇を、ジャマイカ系イギリス人作家が描いた傑作長篇小説。多文化社会の困難と希望を愉快に描く、21世紀の必読書。全二巻。

出版社・メーカーコメント

アーチーの娘・アイリーとサマードの双子の息子・ミラトとマジドは、遺伝子工学者のチャルフェン一家と交わり、さらなる混乱が押し寄せる。多文化社会の困難と希望を描く大作。

著者紹介

スミス,ゼイディー (スミス,ゼイディー)   Smith,Zadie
1975年、ロンドン生まれ。父はイギリス人、母はジャマイカ人。2000年、『ホワイト・ティース』を発表し、ウィットブレッド賞処女長篇小説賞、ガーディアン新人賞、英国図書賞新人賞、コモンウェルス作家賞最優秀新人賞などを受賞。英語圏文学界の寵児となる。移民や人種の問題、階級や世代などによる社会の分断や格差を描いた小説とともに、批評やエッセイも高く評価されている。その他の著作に長篇小説『美について』(ブッカー賞最終候補、オレンジ賞受賞)、エッセイ集『Feel Free』(全米批評家協会賞受賞)など
小竹 由美子 (コタケ ユミコ)  
1954年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)