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小学校見方・考え方を働かせる問題解決の理科授業

出版社名 明治図書出版
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-18-377513-9
4-18-377513-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 188P 19cm

商品内容

要旨

2020年度より、新学習指導要領が全面実施されました。今回の学習指導要領の改訂では、子どもたちが未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成することを目指しています。この学習指導要領の趣旨を理解しようとしたとき、そこには、重要なキーワードがたくさん出てきます。「社会に開かれた教育課程」「カリキュラム・マネジメント」「資質・能力」「主体的・対話的で深い学び」、そして「見方・考え方」…。どれも重要なキーワードなのですが、理科教育の立場から眺めてみると、「見方・考え方」が最も気になるところではないでしょうか。本書は、「見方・考え方」についてまとめたものです。みなさんの授業づくりのヒントに、そして、読者のみなさん自身の人生が豊かになるヒントになれば幸いです。

目次

1章 「理科の見方・考え方」とは何か?
2章 「見方・考え方」を意識した授業のつくり方
3章 エネルギー領域「量的・関係的」な見方を働かせること
4章 粒子領域「質的・実体的」な見方を働かせること
5章 生命領域「共通性・多様性」の見方を働かせること
6章 地球領域「時間的・空間的」な見方を働かせること
7章 子どもが「見方・考え方」を意識的に働かせるようにするために

出版社・メーカーコメント

これまで理科では「科学的な見方や考え方を養う」こととされていましたが、学習指導要領改訂で「見方・考え方を働かせ、資質・能力を育成する」となりました。では、子どもが見方・考え方を働かせる授業とはどのようなものなのでしょうか。具体事例をもとに解説します。

著者紹介

鳴川 哲也 (ナルカワ テツヤ)  
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官・学力調査官。福島県公立小学校教諭、指導主事等を経て現職
寺本 貴啓 (テラモト タカヒロ)  
國學院大學人間開発学部教授。静岡県の小・中学校教諭を経て現職。専門は、理科教育学・学習科学・教育心理学
辻 健 (ツジ タケシ)  
筑波大学附属小学校教諭。神奈川県の小学校教諭を経て現職。一貫して理科授業の研究に取り組む
三井 寿哉 (ミツイ トシヤ)  
東京学芸大学附属小金井小学校教諭。東京都の小学校教諭を経て現職。理科教育の研究に主に取り組む
有本 淳 (アリモト ジュン)  
国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部学力調査官・教育課程調査官。大阪府の小学校教諭を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)