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岡倉天心と思想

日本の伝記:知のパイオニア

出版社名 玉川大学出版部
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-472-06015-1
4-472-06015-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 174P 22cm

商品内容

要旨

岡倉天心は、いまから150年以上まえに生まれ、日本ではじめての美術学校をつくりました。東洋の美術や思想のすばらしさを、アメリカやヨーロッパに紹介し、美術運動の中心となったのです。本書では、天心自らが、型にはまらず困難にひるまず理想を追求したその生涯を語ります。

目次

1 「天」の心臓の男―0〜17歳ごろ
2 伝統日本美術と東京美術学校―18〜28歳
3 中国への旅―29〜31歳
4 日本美術院―31〜36歳
5 インドへの旅―39〜40歳
6 アメリカでの活動と『茶の本』―42〜44歳
7 自然とともにくらす―41〜49歳

出版社・メーカーコメント

岡倉天心は明治時代に日本初の美術学校をつくりました。貿易商の家に生まれ、子どものころから外国語の中で育ち英語の読み書きができました。西洋文化を理解した上で、インド、中国、日本の東洋文化の追及に励み、代表作『茶の本』を英語で書きました。外国で多くの人々に読まれ、西洋人に日本文化が知られるきっかけを作りました。

著者紹介

大久保 喬樹 (オオクボ タカキ)  
1946〜2020。横浜に育つ。東京大学教養学部教養学科フランス科、同大学院比較文学比較文化修士課程を経て、フランス高等師範学校およびパリ第三大学に学ぶ。東京女子大学名誉教授。日本文学者。『岡倉天心 驚異的な光に満ちた空虚』(小沢書店)で第1回和辻哲郎文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)