• 本

実家が放してくれません

出版社名 集英社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-08-788061-8
4-08-788061-3
税込価格 1,320円
頁数・縦 159P 21cm

商品内容

要旨

一軒家にふたりで暮らす若夫婦。なかなか仕事が決まらない夫のエイトを心配しながらも、妻のアサは声をかけあぐねていた。やがて夫婦は待望の子供を授かるものの、孫の顔を見るためにと訪ねてくる実母の言動にアサの苦悩は尽きず、幼い頃の記憶がよみがえる…。断ちがたい親との関係、家の呪縛はいつまで続くのか。家と親の圧力に深く切り込むコミックエッセイ。

目次

いい天気の日に「仕事見つかりそう?」は言いにくいものです
昔から幸せな家庭への思い入れが強いから
親になるのが怖い
赤ん坊の存在は実家の母を呼び込んだ
母が訪ねて来た日は夫が大嫌いになります
母に愛された記憶がないのは育児のハンデです
結婚に失敗したらほら見たことかって言われる
息子を見ると自分の子供時代の暗い記憶がよみがえります
母はいつも私のテリトリーへ侵入してきました
親の家さえ出たら幸せになれると思ってた
視界に母がいるとダメ人間に戻ってしまう
お母さんは怒るって決めたら怒るから
私は「きちんとした家」の子じゃない
私の中で母を殺さなければいけない
あの親が育てたなら私もまともじゃないかも
自分の躾に親の影を感じます

出版社・メーカーコメント

お母さんは私が嫌いなの――? それは愛情か、執着か、それとも虐待か。そして、毒を放つのは「親」だけなのか。断ちがたい親との関係、家の呪縛、家と親の圧力に深く切り込むコミックエッセイ。――エイトとアサは一軒家に住む若夫婦。転職を繰り返す夫を心配しながらも、家を整えささやかな暮らしを営むアサ。やがて待望の第一子を授かるが、孫の顔を見るためにと頻繁に訪ねてくる実母の言動にアサの苦悩は尽きず、幼い頃の記憶がよみがえる……。ウェブサイト「よみタイ」で大好評の連載、「家」の謎が解き明かされる描き下ろしと小島慶子さんの巻末エッセイを加え、待望の書籍化!【本書目次より】1. いい天気の日に「仕事見つかりそう?」は言いにくいものです2. 昔から幸せな家庭への思い入れが強いから3. 親になるのが怖い4. 赤ん坊の存在は実家の母を呼び込んだ5. 母が訪ねて来た日は夫が大嫌いになります6. 母に愛された記憶がないのは育児のハンデです7. 結婚に失敗したらほら見たことかって言われる8. 息子を見ると自分の子供時代の暗い記憶がよみがえります9. 母はいつも私のテリトリーへ侵入してきました10. 親の家さえ出たら幸せになれると思ってた11. 視界に母がいるとダメ人間に戻ってしまう12. お母さんは怒るって決めたら怒るから13. 私は「きちんとした家」の子じゃない14. 私の中で母を殺さなければいけない15. あの親が育てたなら私もまともじゃないかも16. 自分の躾に親の影を感じます

著者紹介

まき りえこ (マキ リエコ)  
漫画家、イラストレーター、コミックエッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)