• 本

副業制度の導入と運用の実務 Legal & Practice

出版社名 中央経済社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-502-38631-2
4-502-38631-6
税込価格 4,620円
頁数・縦 370P 21cm

商品内容

要旨

昨今の新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、従業員の休業や労働時間の縮減、残業の禁止などの措置をとらざるを得ない企業もある。こうした中、労働者の生活を支えるといった観点からも、事業者において副業・兼業制度の導入が注目されている。本書は、第1章で副業・兼業関連資料を幅広く紹介して分析し、第2章では2020年9月に公表された改定「副業・兼業促進に関するガイドライン」を網羅的に解説している。また、第4章では、「副業取扱規程」に定めるべき規定例を示して逐条解説し、第5章では実務上特に問題となる場面をQに設定して解説、第7章では、副業・兼業に関するリーディングケースとなる裁判例を余すことなく紹介、分析している。あわせて、第3章と第6章では特に企業からの問い合わせが多い、社会保険関連事項について独立して章を設けている。

目次

第1章 副業・兼業制度の概観と分析
第2章 副業・兼業制度に関連する法令(労基法、安衛法等)と実務対応
第3章 副業・兼業制度に関連する法令(社会保険関連・労災等)と実務対応
第4章 副業・兼業制度に関連する就業規則整備
第5章 副業・兼業制度をめぐるトラブルと実務対応(Q&A)全般編
第6章 副業・兼業制度をめぐるトラブルと実務対応(Q&A)社会保険編
第7章 副業・兼業に関する裁判例の紹介と分析

著者紹介

義経 百合子 (ヨシツネ ユリコ)  
片岡総合法律事務所パートナー弁護士。1998年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。2003年司法修習修了(56期)、弁護士登録、岩嵜信憲法律事務所入所。2011年片岡総合法律事務所入所(東京弁護士会)。経営法曹会議会員。労働法務(使用者側)を専門とし、人事労務相談、就業規則等を含む人事労務制度の構築、社内研修、労務紛争、労務デューデリジェンスを含むM&A関連業務、会社法関連業務、訴訟案件等を手がける
岡西 淳也 (オカニシ ジュンヤ)  
特定社会保険労務士、経営学修士(MBA)。海上自衛隊、日本銀行を経て、平成24(2012)年に祖父の代から続く社会保険労務士事務所を改組し、社会保険労務士法人岡西労務管理センターとして、従来の大阪事務所に加え、東京事務所を新設。平成13(2001)年社会保険労務士登録、平成24(2012)年特定付記。同時に経営・人事制度・人材育成のコンサルタント会社として株式会社ジェイオーマネジメントを設立。現在では、国の機関を始め、各業種幅広く大企業から中小企業まで全国200社以上の顧問社労士をしているほか、各種セミナーでも高い評判を得ている。University of Wales経営大学院卒
佐藤 有香 (サトウ ユカ)  
片岡総合法律事務所弁護士。2013年京都大学法学部卒業。2015年京都大学法科大学院修了。2016年司法修習修了(69期)、弁護士登録(東京弁護士会)、片岡総合法律事務所入所。主に証券化業務、金融法務に加えて、労働法務(使用者則)や訴訟案件等を手がける
小柏 光毅 (オガシワ コウキ)  
片岡総合法律事務所弁護士。2014年東北大学法学部卒業
秋元 勇研 (アキモト ユウケン)  
片岡総合法律事務所弁護士。2015年早稲田大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)