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吉阪隆正 地表は果して球面だろうか

STANDARD BOOKS

出版社名 平凡社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-582-53180-0
4-582-53180-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

近道は、美しい姿がどれかを見つけることだ―モダニズム思想を広めた建築家が見つめた現在と未来。

目次

三つの建築家像
コンクリート壁の表情
木造住宅の現代性?
都市住居論
環境工学とは何か
硬い殻軟かい殻
木の文化
自然、何を自然というのか
ファサードについての断章
地表は果して球面だろうか
不連続統一体の提案
有形学へ
あそびのすすめ
好きなものはやらずにいられない―生きるか死ぬか生命力を懸けて
人生は賭けの連続
私の住宅論
『ある学校』

著者紹介

吉阪 隆正 (ヨシザカ タカマサ)  
1917〜80。建築家。1917(大正6)年2月13日、東京市小石川区(現文京区)に、父俊蔵(官僚)、母花子の長男として誕生。父母とも先祖は学者の家系で知られる箕作家。20年、国際労働機関設立のため父が赴任したスイス・ジュネーヴへ。23年帰国し、暁星小学校に入学。大久保百人町(現新宿区百人町)に居住、日本では生涯その地に住む。29年、再度ジュネーヴへ。思考と環境の多様性を尊ぶ思想の基礎は海外生活で培われた。33年帰国。早稲田高等学院を経て早稲田大学建築学科卒。大学の師は考現学者の今和次郎。47年、30歳で母校の助教授に(59年に教授、69年に理工学部長)。50年、フランス政府給費留学生として渡仏、ル・コルビュジエのアトリエで働く。帰国後建築家としての活動を本格化、56年竣工のヴェネチア・ビエンナーレ日本館は、戦後日本のモダニズム建築の出発点と言われ、芸術選奨を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)