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政界再編 離合集散の30年から何を学ぶか

中公新書 2651

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-12-102651-4
4-12-102651-9
税込価格 924円
頁数・縦 241P 18cm

商品内容

要旨

1993年に細川政権が発足し、日本政治は政界再編の時代に突入した。非自民勢力の結集は新進党で一度挫折するが、二度の合流で伸長した民主党は2009年に政権交代を果たす。しかし政権崩壊後、民主党は四分五裂し、「第三極」も低迷。自公政権のもと「一強多弱」に陥った。大同団結しなければ選挙に勝てず、政党が拡大すれば路線対立が激化する―。ジレンマを乗り越え、「政権交代可能な日本政治」実現の道を示す。

目次

序章 政界再編前史―1955〜1988年
第1章 政界再編の始まり―1988〜1994年
第2章 新進党の挑戦と挫折―1994〜1997年
第3章 三つの民主党―1998〜2005年
第4章 政権交代へ―2005〜2009年
第5章 政権交代の光と影―2009〜2011年
第6章 崩壊する民主党政権―2011〜2012年
第7章 一強自民と多弱野党―2012〜2017年
第8章 政界再々編への困難な道―2017〜2021年
終章 政界再編とは何か

出版社・メーカーコメント

1993年に細川政権が発足し、日本政治は政界再編の時代に突入した。非自民勢力の結集は新進党で一度失敗するが、二度の合流で拡大した民主党が2009年に政権交代を果たす。しかし政権が崩壊すると民主党は四分五裂し、「第三極」も浮沈が激しく「一強多弱」に陥っている。大同団結しなければ選挙に勝てず、政党が膨らめば路線対立が激化する――ジレンマを乗り越え、政権交代可能な政党政治を実現する道を示す。

著者紹介

山本 健太郎 (ヤマモト ケンタロウ)  
1978年、神戸市生まれ。2009年、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。博士(学術)。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)、北海学園大学法学部講師、同准教授を経て同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)