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十津川警部長良川心中

新装版

C・NOVELS 29−39

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-12-501438-8
4-12-501438-8
税込価格 990円
頁数・縦 201P 18cm
シリーズ名 十津川警部長良川心中

商品内容

要旨

千三百年の歴史をもつ岐阜・長良川鵜飼いの最中に、観覧屋形船で男女のカップルが意識不明になった。二人は強力な睡眠薬を服用し、女は死亡、男は一命を取り留めた。二週間後、東京台場のホテルで、やはり男女が睡眠薬を飲み、今度は男が命を落とし、女が助かるという事件があった。生存した男女はそれぞれ「心中だった」と主張した。警察はこの「心中事件」に殺人の匂いをかぐが、二件をつなぐ接点・動機が見いだせず、当事者の証言を覆す証拠をつかめない。迷宮入りを覚悟した時、十津川警部が驚愕の推理を披露する!

出版社・メーカーコメント

相手だけが死亡し一方は生存する「心中事件」が続発。事件の接点も当事者の証言を覆す証拠もない。岐阜・長良川の鵜飼い観覧屋形船から始まる死の連鎖に、十津川警部が驚愕の推理!

著者紹介

西村 京太郎 (ニシムラ キョウタロウ)  
1930年東京生まれ。63年オール讀物推理小説新人賞「歪んだ朝」で推理作家としてデビュー。65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。81年『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞を、2004年にはミステリー界における多大な功績が評価され第8回日本ミステリー文学大賞を、10年には第45回長谷川伸賞、19年には「十津川警部」シリーズで第4回吉川英治文庫賞を受賞する。01年10月、神奈川県湯河原に「西村京太郎記念館」を開設した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)