幻月と探偵
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2021年8月 |
ISBNコード |
978-4-04-111549-7
(4-04-111549-3) |
税込価格 | 1,925円 |
頁数・縦 | 285P 19cm |
商品内容
要旨 |
1938年、革新官僚・岸信介の秘書が急死した。秘書は元陸軍中将・小柳津義稙の孫娘の婚約者で、小柳津邸での晩餐会で毒を盛られた疑いがあった。岸に真相究明を依頼された私立探偵・月寒三四郎は調査に乗り出すが、初対面だった秘書と参加者たちの間に因縁は見つからない。さらに、義稙宛に古い銃弾と『三つの太〓を覺へてゐるか』と書かれた脅迫状が届いていたことが分かり…。次第に月寒は、満洲の闇に足を踏み入れる。昭和史と本格推理が融合した、怒涛のホワイダニット! |
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出版社・メーカーコメント
1938年、満州。連続毒殺事件と脅迫状の謎に岸信介の依頼で探偵が挑む!大戦前夜の哈爾浜。旧陸軍中将の屋敷で、不可解な連続毒殺事件が起きる。謎めいた脅迫状が示す「三つの太陽」とは?そして、岸信介の陰謀とは――厳寒の満州と灼熱のシベリアが交差する、歴史本格ミステリ!