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憲法秩序の新構想 大石眞先生古稀記念論文集

出版社名 三省堂
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-385-32317-6
4-385-32317-8
税込価格 8,250円
頁数・縦 503P 22cm

商品内容

要旨

憲法学の新たな地平を切り開く。大石憲法学の譜を受け継ぐ気鋭の学者が憲法学の諸問題に鋭く切れ込む。

目次

憲法総論(国家・社会・憲法学―福祉国家の「国家性」をめぐって
非常事態における不文の法及び原理の帰趨―成文憲法国ドイツにおける国家緊急権(Staatsnotrecht)の歴史的展開を辿りつつ
新型コロナウイルスの危機に対する憲法の対応―スペインで宣言された警戒事態の事例を参考に ほか)
統治機構論(議院内閣制と代表制
行政監視としての委任立法の統制
憲法訴訟における救済の新局面―在外日本国民最高裁判所裁判官国民審査権訴訟控訴審判決による違法確認判決の検討 ほか)
基本権論(出生前検査と憲法
国家と宗派との間の取極は特権か、それとも自由の手段か?―イタリアの合理主義的無神論者・不可知論者連合事件
神経難病と安楽死 ほか)

著者紹介

曽我部 真裕 (ソガベ マサヒロ)  
京都大学大学院法学研究科教授。1974年生まれ。2001年京都大学大学院法学研究科博士後期課程中退。1999年修士(法学)。司法修習生、京都大学大学院法学研究科講師・准教授等を経て、現職
赤坂 幸一 (アカサカ コウイチ)  
九州大学大学院法学研究院教授。1975年生まれ。2002年京都大学大学院法学研究科博士後期課程中退、2000年修士(法学)。京都大学大学院法学研究科助手、金沢大学法学部助教授、広島大学大学院法務研究科准教授等を経て、現職
櫻井 智章 (サクライ トモアキ)  
甲南大学法学部教授。1977年生まれ。2009年京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了(博士、法学)。2005年から京都大学大学院法学研究科助手、甲南大学法学部准教授を経て、現職
井上 武史 (イノウエ タケシ)  
関西学院大学大学院司法研究科教授。1977年生まれ。2008年京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(法学)。京都大学助手・助教、岡山大学准教授、九州大学准教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)