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日本のヤバい女の子 覚醒編

角川文庫 は66−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-04-111649-4
4-04-111649-X
税込価格 792円
頁数・縦 270P 15cm
シリーズ名 日本のヤバい女の子

商品内容

要旨

日本の“昔話”には、過激な女の子が登場する。説明もなく危険な玉手箱を手渡す「乙姫」。夫と喧嘩して現世の人の命を奪う「イザナミ」。男装して宮中で働き、女性を妻とした「女右大将」―彼女たちは本当に“ヤバい”変わり者だったのだろうか?物語が女の子に貼りつけたレッテルを丁寧に剥ぎ取り、一人の人間としての姿を文章とイラストで描き出す。現代に生きる私たちが固定観念から自由になり、たくましく生きるための覚醒の書!

目次

はじめに 私たちが昔話になる日を夢見て
1 いなくなる女の子たち
2 キレる女の子たち
3 人間やめる女の子たち
4 殺す女の子たち
5 ハッピー・エンドの女の子たち
あとがきマンガ 日本のヤバい女の子
レポマンガ 日本のヤバい女の子・ゴー・道成寺

出版社・メーカーコメント

ヤバい、つまり、最高。人生の波を乗り切るため”ヤバい”女子の声を聞け!「昔々、マジで信じられないことがあったんだけど聞いてくれる?」昔話という決められたストーリーを生きる女子の声に耳を傾け、慰め合い、不条理にはキレる。エッセイ界の新星による、現代のサバイバル本!

著者紹介

はらだ 有彩 (ハラダ アリサ)  
関西出身。テキスト、テキスタイル、イラストレーションを組み合わせて手掛けるテキストレーターとして数多くの雑誌やwebメディアにエッセイを執筆。2018年、『日本のヤバイ女の子』を柏書房より刊行し、神話や民話に登場する女性たちの心情を汲み取り再解釈するというコンセプトで話題を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)