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ノーベル文学賞が消えた日 スウェーデンの#MeToo運動、女性たちの闘い

出版社名 平凡社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-582-82492-6
4-582-82492-7
税込価格 2,530円
頁数・縦 341P 19cm

商品内容

要旨

2018年5月、ひとつのニュースが世界中を駆けめぐった。今年のノーベル文学賞は発表中止―。きっかけとなったのは、ひとりの女性記者によるスクープ記事だった。2017年末、スウェーデン最大の日刊紙「ダーゲンス・ニューヘーテル」は、ノーベル文学賞の選考組織であるスウェーデン・アカデミーに近い“文化人”ことジャン=クロード・アルノーが、数々の性暴力を行っていたというスキャンダルを報道。このスクープはアルノーの妻が参加するスウェーデン・アカデミーを巻き込み、やがて…。スウェーデンのフェミニズムの実情、次々と暴かれていく組織内の権力闘争。スウェーデン最大級の#MeToo運動の内幕が、いま明らかになる!

著者紹介

ヴォス・グスタヴソン,マティルダ (ヴォスグスタヴソン,マティルダ)   Voss Gustavsson,Matilda
ジャーナリスト。1987年生まれ。スウェーデン最大の日刊紙ダーゲンス・ニューヘーテルの文化部記者。2017年11月、国内外での#MeToo運動の高まりから、『ノーベル文学賞が消えた日―スウェーデンの#MeToo運動、女性たちの闘い』のもととなったスウェーデンの文壇における性暴力を告発する記事を執筆。このスクープにより、2018年11月にスウェーデン・ジャーナリズム大賞のスクープ賞を受賞。2020年2月には、優れた文化記者に与えられるエクスプレッセン紙のビヨーン・ニルソン賞にも選ばれている
羽根 由 (ハネ ユカリ)  
翻訳家。大阪市立大学法学部卒業。スウェーデン・ルンド大学法学部修士課程修了。スウェーデン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)