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自ら歴史を貶める日本人

NEW CLASSIC LIBRARY

出版社名 徳間書店
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-19-865348-4
4-19-865348-8
税込価格 1,210円
頁数・縦 358P 18cm

商品内容

要旨

日本を悪いというだけが歴史なのか?半藤一利、加藤陽子、北岡伸一らの歴史認識を徹底批判!

目次

第1章 捻じ曲げられた近現代史
第2章 日米戦争は宗教戦争だった
第3章 加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』は青少年有害図書
第4章 半藤一利『昭和史』は紙芝居だ
第5章 北岡伸一『日中歴史共同研究』は国辱ハレンチの報告書
第6章 「日中歴史共同研究」における中国人学者の嘘とデタラメ

出版社・メーカーコメント

世界の悪意を見なければ歴史は理解できない!歴史戦というかたちで次の戦争はすでに始まっている!!先ごろ亡くなった半藤一利氏の『昭和史』を始めとする現代史本がブームだ。しかし、いかにももっともらしいその歴史観は、GHQの占領政策と中国のプロパガンダによって、大きく歪められたものにすぎない。先の大戦は日本の防衛戦争であったのに、侵略戦争とされて、日本悪玉・連合国善玉という善悪二元論で歴史がいまもまことしやかに語られている。従軍慰安婦問題や南京事件が何度も蒸し返されるのは、中韓の宣伝戦に日本が負けていることに加えて、捏造された歴史に日本人自身が騙されているからではないのか。本書では西尾氏を中心として歴史研究の専門家たちが、世界史のレベルから日本の近現代史を徹底的に見直し、いまだ世にはびこるトンデモ史観を痛烈に批判する。世界史のなかで必死に生きた日本の姿こそが歴史の真実 私たちがこの本を通じて読者の皆様にぜひとも認識を改めてもらいたいと願っているのは近代日本の戦争の評価ということです。それは公認の歴史教科書に書かれていることとは逆であります。先の大戦争は日本が主導して起こした戦争ではなく、日本は無理やりとも言っていいような状態で戦争に巻き込まれたということが現実の姿です。 日本は国家以前のような中国に介入するべきではなかったけれども、西洋の宗教戦争とも本来は無関係でした。 しかしあの時代には孤立を守っていることなどできなかった。世界に背を向けていれば、間違いなく日本民族とその列島は列強の餌食になったことでしょう。われわれの先人たちは必死に生きたのです。                       (「はじめに」より)

著者紹介

西尾 幹二 (ニシオ カンジ)  
1935年、東京生まれ。東京大学文学部独文科卒。同六学大学院文学修士。文学博士。電気通信大学名誉教授
福地 惇 (フクチ アツシ)  
1945年、茨城県生まれ。高知大学名誉教授。『新しい教科書をつくる会』前副会長。1969年、東京大学文学部国史学科卒業。1976年、同大学院博士課程修了。高知大学専任講師、助教授、教授を経て1998年、文部省に転出、主任教科書調査官、視学官を歴任。2003年退官後、大正大学文学部教授。防衛省統合幕僚学校講師も務める
柏原 竜一 (カシハラ リュウイチ)  
1964年生まれ。情報史研究家。京都大学文学部西洋史学科卒業。同大学文学部フランス語学・文学科卒業。専門は、西側情報機関の歴史研究。「情報史研究会」所属
福井 雄三 (フクイ ユウゾウ)  
1953年鳥取県倉吉市生まれ。東京大学法学部卒業。企業勤務の後、大阪青山短期大学教授を経て、東京国際大学教授。専攻は国際政治学、日本近現代史。行動する社会学者を信条に、ソ連崩壊の年に地球一周の旅を敢行、激動するソ連・東欧の社会情勢を現地取材。その後、中国大陸の全域および台湾を踏破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)