ゴーストリイ・サークル 呪われた先輩と半端な僕
二見ホラー×ミステリ文庫 く2−1
出版社名 | 二見書房 |
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出版年月 | 2021年10月 |
ISBNコード |
978-4-576-21146-6
(4-576-21146-3) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 281P 15cm |
商品内容
要旨 |
怪異が視えるだけで祓えない半端霊能者の浅井行。芸術大学進学のため引っ越したアパートで、美しい先輩の瀬凪ほのかと出会う。だがその夜から不穏な電話が鳴り響き…。行の異変に気付いたほのかは、幽霊と共存する「怪異のやり過ごし」を提案するが?顔が浮かぶ壁、小さな手で奏でるピアニスト、7人目の怪。行とほのかはどうやり過ごす?青春ホラーミステリー!! |
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出版社・メーカーコメント
怪異が視えるけれど祓えない、半端霊能者の浅井行(ゆき)。芸術大学進学のため引っ越した下宿先のアパートで、美しい先輩で写真学部の瀬凪ほのかと出会う。幸先いいと思ったのもつかの間、初日の夜から不穏な電話が鳴り響き、ドアノブがガチャガチャ回され……。行の異変に気付いたほのかは、行に「怪異をやり過ごす」ことを提案するが!? その後も大学で怪異の相談を受け、再びやり過ごすためにサークル「コンテンツ研究会」を立ち上げた行とほのか。一見穏やかながらも不穏な日々を過ごすうちに、行は写真学部のほのかが写真を取れない理由を知る。何とか写真を撮らせたい行だったが、ほのかが抱える“ある理由”はやり過ごせない怪異の幕開けだった――。怪異の吹き溜まりのようなサークルで、恋に、人生に、芸術に悩む個性的なメンバーが躍動する! 謎も怪異もそのままやり過ごしたい! 青春ホラーミステリー!!栗原ちひろ(栗原・ちひろ)第3回角川ビーンズ小説大賞にて「即興オペラ・世界旅行者」で優秀賞受賞。「オペラ・エテルニタ」で、2005年9月にデビュー。近著に「有閑貴族エリオットの優雅な事件簿」シリーズ(集英社)、「死神執事のカーテンコール」シリーズ(小学館)などがある。