だれも死なない日
| 出版社名 | 河出書房新社 | 
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| 出版年月 | 2021年9月 | 
| ISBNコード | 978-4-309-20838-1 (4-309-20838-X) | 
| 税込価格 | 3,190円 | 
| 頁数・縦 | 260P 20cm | 
商品内容
| 要旨 | 新年の始まり以降、この国ではだれも死ななくなった。高齢で衰弱する皇太后陛下、成功確実な自殺者、交通事故で十二分に息絶えたはずの人体、致命的な墜落事故…。死の活動停止を寿ぐ歓喜の高波の一方で、商売の材料を奪われた葬儀業界、死の不在によってベッドが不足する病院経営者、生と死の循環が滞る老人ホームなど、危機に陥る人々。国境の村では、生死の需要と供給を補うためにマーフィアが暗躍し、死を求める人々を国外に運びだす。悲喜こもごもの事態の中、テレビ局の会長の手元に紫色の封書が届く…。ノーベル賞作家による驚愕の思考小説。 | 
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出版社・メーカーコメント
ある年の元旦、突然人が死ななくなる。不死の不自由に戸惑いはじめる人々。『白の闇』のノーベル賞作家が遺した傑作長篇。